安田記念 予想
今週は東京開催の安田記念があります。
まずは出走馬の確認。
短距離、中距離のエース級の牡馬、牝馬が揃いましたね。この後に行われる宝塚記念は安田にメンバーが集結したためかなり手薄になりそうな感じになっています。
★注目馬紹介★
1番人気に推されているのはスワーヴリチャード。前走は大阪杯を今までの後方待機の競馬から変更し道中で前目に押し上げて直線入り口では先頭に並びかけ先頭に立つと後続を封じ込め押し切り勝ち。
馬の能力も高かったが鞍上の好騎乗が光った一戦でしたね。今回はマイル戦に乗り込んで種牡馬としての価値を高めようとしている陣営の思惑が垣間見えます。
私的には若干マイルでは距離が短い気がしますが馬の充実度や鞍上が強いことなどを加味するとすんなり1着の可能性も十分にあり得ると考えられます。不安要素としてはスタートですね。この馬はゲートがそこまで得意とは言えず若干遅れて発走することがありました。最内枠ということもあり出遅れ気味のスタートとなると短距離戦だけに内で揉まれてしまい直線で出てこれない不安はあると思います。
鞍上の心理としては前走の大阪杯で先行押し切りで勝てることを確認していますから内枠を活かして先行しコースロスなく押し切ることを考えていると思われます。
ペルシアンナイト
現状だと2番人気になるのか3番人気になるのかは直前のオッズまではわかりません。
この馬は去年のマイルcsの勝ち馬で今年に入ってからも大阪杯2着とG1戦線でも十分に戦える力と実績を持っています。
適正距離は1600〜2000くらいでしょうか。3歳の春はまだ子供っぽさもありどことなく安定していないような馬体、気性でしたが昨年の秋頃より充実が目立ってきています。まだブログ開始はしていませんでしたが昨年のマイルcsに関してはこの馬を本命にしておりました。
安田記念は中団やや前くらいの位置取りでスワーヴをマークするのではないかと考えられます。もしくはこの馬がスワーヴにマークされる形もありえますが中団前でスワーヴ、ペルシアンが並ぶような格好になると考えます。直線に入り残り450からスワーヴとヨーイドンの展開になるんではないでしょうか。
1〜3着に入る可能性は高いと考えられます。
アエロリット
適正距離は1400〜1800でしょうか。ベスト適正は1600だと思います。この距離では安定感もあり掲示板は確保しています。今回の安田記念記念では先行勢が手薄なことも前で競馬をすることとなると考えられます。
スピードはかなり豊富で東京マイルを押し切れる力があると考えています。前走のヴィクトリアマイルでは果敢に先行策をとりあわや勝利とも思えましたが直線半ばで落鉄があり勝ちきることはできませんでした。しかも稍重の馬場状態で本来の力がやや発揮できていなかったと思います。今回はパンパン良馬場開催が濃厚です。スピードを活かし先行粘り切りを狙えば大金星もあり得る存在です。
ご存知、武豊のお手馬です。力はあるのは誰もが認めているところですが勝ちきれずシルバーコレクターの汚名が付いてきています。矢作調教師の管理馬で思い出されるのがスーパーホーネット。この馬のようにG1戦線で上位にはきていましたが勝ちきることができずシルバーコレクターの名を欲しいままにしました。
前走のヴィクトリアマイルでは馬体も完璧に見えここは勝ったかと思われましたが惜しくも2着。今回は相手も強化されかなり厳しい戦いになることは間違いありません。ただ馬券を購入側として忘れてはいけないのがシルバーコレクターは相手関係なしにシルバーコレクターになっていることが多いのです。ここは流石に悲願達成でG1勝利と思われるメンバーでも2着。相手がかなり強化されてもまたしても2着。生粋のシルバーコレクターであったステイゴールドがこれに当たります。リスグラシューが本物のシルバーコレクターであればここでも連に絡んでくるのかもしれませんね。
◇結論◇
今回の安田記念ではメンバーがかなり豪華になりました。ここで勝った馬が現日本競馬界のマイル王と名乗っても良いと思います。注目馬には紹介しませんでしたが伏兵もかなりの実力馬達が集結しています。
私の見てきた安田記念はド本命馬が勝つことはあったが紐が荒れる、中穴が勝利し紐も荒れるなどガチガチでの決着の印象はありません。今回は手広く購入してトリガミにならないようにしていくのが重要だと感じています。
★★★★★ ペルシアンナイト
★★★★ アエロリット スワーヴリチャード
★★★ リスグラシュー
★★ キャンベルジュニア リアルスティール
★ モズアスコット